2011年3月11日、一瞬にして多くの人々の命を奪った東日本大震災。この震災は津波による深刻な被害や原発爆発による放射線漏れなど、世界中に衝撃を与えました。それからもう少しで5年が経とうとしていますが、復興作業は今も続いており、多くの人々が仮設住宅での暮らしを強いられています。
そんな中、震災で祖母を失った女子大生の悲痛な声が話題となりました。彼女の相談に対して心療内科の先生が答えた内容が、心に響くと多くの人々の間で話題を呼びました。
大学生の女子。何をしていてもあの日のことばかりを思い出してしまいます。
「あの日、私は祖母と一緒に逃げました。でも祖母は坂道の途中で『これ以上走れない』と言って座り込みました。私は祖母を背負おうとしましたが、祖母は頑として私の背中に乗ろうとせず、怒りながら私に『行け、行け』と言いました。私は祖母に謝りながら1人で逃げました。
祖母は3日後、別れた場所からずっと離れたところで遺体で発見されました。気品があって優しい祖母は私の憧れでした。でもその最期は、体育館で魚市場の魚のように転がされ、人間としての尊厳などどこにもない姿だったのです。
助けられたはずの祖母を見殺しにし、自分だけ逃げてしまった。そんな自分を一生呪って生きていくしかないのでしょうか。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=rDOqcwg134A,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]