「派閥は解散したはずではなかったのか」
永田町でそう囁かれ始めたのは、五月九日、旧宏池会系の関係者が山梨県内のホテルに集まったとされる一件がきっかけでした。表向きは秘書会の研修会。しかし、そこに岸田文雄元首相が講師として招かれたことで、単なる勉強会では済まされない空気が一気に広がったのです。
派閥解散を国民に示しながら、裏では人脈をつなぎ直し、再び権力の中心へ戻ろうとしているのではないか。そんな疑念が噴き出したのも無理はありません。
旧宏池会側が描いていたとされる構図は、極めて分かりやすいものでした。国民的な知名度を持つ小泉進次郎氏を前面に立て、次の総裁選で高市政権に対抗させる。そして、その背後から自分たちが影響力を回復する。いわば、若い人気者を看板にした“復権シナリオ”です。
しかし、その計算は思わぬ形で崩れました。
小泉氏は、防衛大臣として国家安全保障の現実に触れる中で、日本が置かれている危機を直視したとされます。机上の理屈や派閥の都合ではなく、国をどう守るのか。その重い問いを突きつけられた時、小泉氏の立ち位置は大きく変わりました。
高市政権が掲げる防衛力強化や積極財政の方向性に対し、小泉氏は「共鳴する」とまで語り、政権を支える側へ回ったのです。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=d1eJVPtGw6k,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]