俳優のさんがやカンボジアを訪ね、厳しい環境で生きる子どもたちを写したチャリティー写真展「Smile Please!~アフガニスタンで感じたこと、カンボジアで考えたこと~」が2025年1月10~21日、で開かれる。22年間にわたり教育支援を続ける思いや原点を聞いた。
2001年の米を機に米国のが始まり、アフガニスタンでは旧政権が崩壊した。藤原さんは翌年、「自分の目で現状を見たい」と日本テレビの番組で同国に入り現地をリポート。そこでは、長年の内戦や戦乱で崩壊したを立て直そうと、多くのNGOが奮闘していた
「読み書きを教える識字学校に、クレヨンと画用紙を持って行きました。大きなロウソクや花に囲まれた家など欲しいものを描く子がいるなか、青一色で、家族を傷つけられた場面を描く子がいました。深いトラウマを抱えた様子に、人のいない場所で泣いてしまいました」
「が運営するテント学校では、子どもたちがパズルをつくっていました。図工の時間かな、と思ったら、地雷教育でした。爆弾の種類を知らなければ、手足や、命を失うこともある。(日本とは)全然違う世界でした」
約1週間の滞在中、持ち込んだで約1500枚の写真を撮った。帰国後に写真展を開き、大人300円の入場料の全額に自身の寄付も加え、04年に同国中部のバーミヤン県に女子小学校を建てた
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