日本テレビの「24時間テレビ」が、義援金横領という重大なスキャンダルに見舞われたことは記憶に新しい。義援金の不正流用が発覚した後も、番組は今年も放送され、世間の批判の声を押し切る形で続行された。台風の接近にもかかわらず、ランナーのやす子とサポートスタッフの安全を顧みずにチャリティマラソンが強行されたことに、世間から大きな批判が集まった。
それでも、天気に恵まれ、やす子は無事に走行を終えた。その結果、集まった募金額はなんと4億3000万円を超えた。放送中にはこれを大々的にアピールする日テレの姿が見受けられたが、番組の存在意義については相変わらず疑問の声が絶えない。やす子の人気によって前年の半分の募金が集まったものの、日テレに対する不信感は払拭されなかった。
やす子が出演料を公言し、新たな疑惑を生む中、日テレのチャリティ番組に対する信頼は揺らいでいる。特に、ノーギャラで出演したやす子が、自分の申し出であったことを明かし、「局を責めないでほしい」と呼びかけたことにより、日テレのチャリティ番組に対する疑念がより一層強まった。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください