「純一もあなたも不良品よ。不妊症同士、せいぜい慰め合えば?」
姉の涼子が放ったその言葉は、今でも忘れることができない。
まさか血のつながった姉が、私の夫を奪い、さらに私を傷つけるためだけにそんな言葉を吐くとは思ってもいなかった。
しかし数年後、涼子と元夫の雅紀は、自分たちが犯した罪の重さを思い知らされることになる。
私は安曇、26歳。
父は公務員、母はパート勤務。姉の涼子と四人で暮らしていた。
幼い頃から、涼子とは仲が良くなかった。
両親は姉妹を平等に育ててくれていたが、涼子は「自分より妹ばかり大切にされている」と勝手に思い込み、私の物を取り上げたり、嫌がらせをしたりすることが多かった。
中学生になると、涼子の問題行動はさらに酷くなった。
学校から呼び出されることも増え、高校では悪い仲間と付き合うようになり、ついには警察沙汰になることもあった。
ある日、家に帰ると父の怒鳴り声と母の泣き声が聞こえてきた。
リビングには、険しい表情の両親と涼子がいた。
どうやら涼子は学校で大きな問題を起こし、停学処分を受けたらしい。
しかし本人は反省するどころか、
「別に大したことじゃない。みんなやってること」
と言い放った。
両親が何度注意しても、涼子は聞く耳を持たなかった。
そして高校生のまま、突然「結婚する」と宣言した。
相手は純一という男性だった。
両親は反対したが、涼子は聞くことなく家を飛び出した。
半年後、涼子は純一を連れて実家へ戻ってきた。
「純一が怪我して働けなくなったから、ここで暮らす」
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=slq-AKbycqc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]