私たちの結婚生活は、長い年月を経て、ようやく終わりを迎えようとしている。結婚から20年近くが経ち、これまで私たちには色々な出来事があった。しかし、最近になって、私は心の中で一つの結論を出した。離婚だ。
私は、妻に対して不満があるわけではない。むしろ、感謝している点も多い。しかし、最近の生活において、私たちの価値観や行動に明確なギャップが生じてきて、もう修復不可能なところまで来てしまったのだ。
妻は43歳、私は47歳、そして息子は21歳になる。子供が小さい頃は、私は仕事を早く終わらせては家事を手伝い、夜泣きの対応もほとんど私がしていた。育児に関しては、私ができる限りのことをしてきたし、それを尊重し、感謝の気持ちもあった。
最初は、妻が専業主婦でいることに対しても理解を示していた。小学生までは家にいるべきだろうし、私が働きながら家事もやることで、家庭がうまく回ると信じていた。しかし、子供が成長し、手がかからなくなった頃から、妻は自分の時間を持つようになった。
最初は、彼女がヨガやテニスを始めたり、友達と旅行やランチに出かけたりするのは、ストレス解消として理解できた。
しかし、時間が経つにつれて、その行動が次第に不満に変わっていった。土日には家事を手伝ってほしいと頼んでも、彼女は「自分の時間を大切にしたい」と言って、ほとんど協力しない。それに、私が「一緒に働いて、共に貯金をして60歳くらいの早期退職を目指そう」と言っても、彼女はまったく乗り気ではなかった。
私が700万円を稼ぎ、世帯収入が1000万円を超えるという状況でも、妻は働こうとしなかった。
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