道長の屋敷は、3000人もの武装した僧兵たちによって取り囲まれます。その戦闘の指揮を執るのは幸福寺の別当・上長。彼は、大和の神との争いについて直訴し、道長がその訴えを取り上げない限り、屋敷を焼き払うと脅迫します。このような暴挙に対し、道長は許しがたいとしつつも、審議を行うことを約束します。
翌朝、高家は武士を使って僧兵たちを追い払うことを提案しますが、道長と佐助は武力による解決には反対します。しかし、僧兵たちは収まらず、大極殿の前まで押し寄せます。この事態を受け、直信は藤壺の女房たちに明子を守るよう命じますが、彼女たちは貴族の姫君であり、動揺を隠せません。
まひろは、三門のそばにいれば安全だと考え、明子に星稜殿への移動を提案します。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください