昨日、久しぶりに夫の部屋を片づけた。
最近、夫の帰宅が遅くなり、スマホを伏せて置くことも増えていた。まさかとは思いつつ、机の引き出しを開けると、奥から折りたたまれた1枚のレシートが出てきた。
日付は7月25日、午後8時20分。
その日は夫から、午後7時に「隣県で食事会がある。電車で行くから、終わったら友人の家で休んで帰る」と連絡が来ていた。
ところがレシートの店を調べると、場所は隣県ではなく、市内の大きな駅前だった。
しかも全席個室。
明細には、お通しが2人分、単品飲み放題が2人分。刺身、竜田揚げ、天ぷら、串焼きまで注文され、合計は10,428円だった。
どう見ても1人の会計ではない。
なぜ隣県へ行くと嘘をついたのか。
なぜ誰と食べたのかを隠したのか。
問い詰めたい気持ちはあったが、私は写真を撮り、レシートを元の場所へ戻した。ここで夫に聞けば、「男友達と飲んだだけ」で終わるに決まっている。
私は何も知らないふりをして、地元の探偵事務所へ相談した。
数日後、夫からまた「取引先との会食で遅くなる」と連絡が来た。私は笑顔で「分かった。
気をつけてね」と返した。
その夜、調査員から次々と報告が届いた。
夫は会社を出ると電車には乗らず、駅前で1人の女性と合流。女性は夫の職場の同僚だった。
2人は以前と同じ個室居酒屋へ入り、約2時間後、腕を組んで出てきた。そしてタクシーに乗り、市内のホテルへ向かった。
入口へ入る写真と、約3時間後に2人で出てくる写真も撮影されていた。
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