今回は、皇后雅子さまが5年ぶりに予定されていた須崎御用邸でのご静養を急遽取りやめ、その背景にある雅子さまの深い心遣いについて詳しくお伝えします。

前例のない大雨

7月25日、山形県と秋田県は記録的な大雨に見舞われました。浸水被害を受けた住宅は山形県で1400棟以上、秋田県では206棟以上に上ります。犠牲者も出ており、8月5日時点で警察官2人を含む両県で5人が亡くなっています。

天皇陛下と雅子さまの心配

「国民に寄り添う」と常日頃から心を砕かれている天皇陛下と雅子さまも、この災害の情報に深い心痛を感じられたと宮内庁関係者は語ります。25日の夜、天皇陛下と雅子さまは、山形や秋田両県を中心に発生した豪雨の情報を集め、夜通しで心配されていました。特に水の問題をライフワークとされる陛下は、甚大な被害に心を痛めていたと聞いています。

被害の大きい地域

山形県坂田市の大沢地区は特に被害が大きい地域でした。今回の大雨で氾濫した川の一つである荒瀬川沿いに位置し、一時は橋が流され孤立状態になるほどでした。

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