帰省シーズンなど、電車での移動が多くなる時期には、指定席や自由席でちょっとしたトラブルが発生することがよくあります。今回は、そんなある日の電車での出来事。電車に乗ろうと並んでいた私が目撃した、車掌さんの見事な対応に胸がスカッとした瞬間をお届けします。
その日は突然帰省することが決まり、指定席を取ることができず、私は自由席で帰ることに決めました。乗車駅に着いた時、自由席の車両に並ぶ人たちの列はすでに長く、私は座れるかどうか微妙なポジションに並んでいました。
並んでいると、指定席車両の乗車口に一組のグループがやってきました。女2人、男2人の4人組です。指定席の車両前に並び始めたその姿に、何か怪しいと直感。指定席の方は、電車が到着しても余裕で座れるので、急いで並ぶ人はほとんどいません。そのため、グループの様子が不自然に思えたのです。
グループの動きを観察していると、どうやら彼らは指定席車両のドアが開いた瞬間、素早く乗り込んで、車両を抜けて自由席車両に突進し、空いている席を確保しようとしているようでした。指定席の切符を持っていないという確証はありませんが、彼らのソワソワした様子や立ち位置を見る限り、どう見ても自由席狙いです。
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