2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の舞台は平安時代中期で、主人公はあの有名な紫式部です。紫式部といえば『源氏物語』の作者として知られていますが、それ以外に何をした人なのか、そして彼女の生涯にはどんなドラマがあったのか、今回はその謎に迫ります。
紫式部の正確な生年は不明ですが、主な説では970年から978年の間に生まれたとされています。父親の藤原為時は中級貴族の学者で、母親は藤原為信の娘でしたが、紫式部が幼い頃に亡くなっています。幼少期から紫式部は学問に秀でており、父親は「この子が男であったなら」と嘆くほどでした。
977年、父為時は当時10歳の花山天皇の学習を助け、講師として務めました。しかし、986年に花山天皇が退位すると、為時は再び官職を失います。この時期、紫式部は書籍を読み漁り、幅広い知識を身につけました。
996年、為時は越前国(現在の福井県)の長官に任じられ、紫式部も父と共に越前に移ります。997年、紫式部は藤原宣孝と結婚し、一人娘の賢子を授かりました。
紫式部が『源氏物語』を書き始めたのは、夫の死後から1005年にかけての時期とされています。
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