「ねえ、この緑のランプ、さっきからずっと点いてるんだけど……」
ある日、母からそんなLINEが届きました。画面右上には、小さな緑色のマーク。電話もしていない、カメラも開いていない――にもかかわらず、消える気配がない。嫌な予感がして、私は母のスマホを預かり、すぐに確認しました。
通知バーを下ろし、緑のマークをタップすると、そこには母が入れた覚えのないアプリ名。
そして「マイク使用中」の表示。背筋がひやりと冷たくなりました。明らかにおかしい挙動で、ほぼ盗聴アプリと言っていい動きだったのです。私は改めてこの“緑のマーク”の意味と、盗聴・盗撮から自分を守る方法の重要性を痛感しました。

まず押さえておきたいのは、この緑色のマークが「危険そのもの」を示しているわけではない、ということです。これは「プライバシーインジケーター」と呼ばれ、カメラやマイクが現在使用中であることを知らせるサインです。
電話中やLINE通話中、ビデオ通話、カメラ撮影、音声アシスタントの使用中など、正しく使っているときにも点灯します。
Android ではカメラ・マイクともに緑、iPhone ではカメラが緑、マイクがオレンジという違いはありますが、意味は同じ。「今、どこかのアプリがあなたを“見ている/聞いている”」という知らせなのです。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=JjPSORej6zA,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]