公約と改革への決意

進次郎さんは首相に就任した場合の公約として、「一年以内に実現する改革」と「中長期を見据えた構造改革」に分けて説明しました。一年以内の改革として、次の三つを挙げました：

政治改革聖域なき規制改革人生の選択肢の拡大

特に「聖域なき規制改革」は彼の父である小泉純一郎元首相が掲げた「聖域なき構造改革」と重なります。その旗印のもとで、純一郎さんは公共事業の削減や不良債権主義などを推進しましたが、その市場原理主義に基づく改革は格差の拡大を招いたとの指摘もあります。

進次郎さんは賃上げ、人手不足、正規・非正規格差を同時に解決するため、労働市場改革の本丸である解雇規制を見直すと表明しました。しかし、この解雇規制の緩和は労働者の生活を不安定にする可能性があり、反発も予想されます。

政治資金パーティーへの対応とその裏

また、政治資金パーティー裏金事件に関係した議員について、次期衆院選で公認するかどうかを厳正に判断すると言及しました。

しかし、彼自身の資金源であるパーティー収入の問題には一切触れなかったことが注目されています。

小泉進次郎さんの資金管理団体である「精進会」の年間収入の多くはパーティー収入で占められています。

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