お笑い芸人として明るく親しみやすいキャラクターで人気を博しているやす子さん。その「はいー!」という独特なフレーズや自衛隊の経験を生かしたネタで多くのファンを魅了してきましたが、実は彼女の生い立ちには想像を超える苦労と試練が隠されていました。そして、その背後には自衛官時代の“裏の顔”もあったというのです。
やす子さんは1998年9月2日、山口県宇部市で生まれました。彼女の家庭環境は幼い頃から厳しいものでした。両親はやす子さんがまだ小さい頃に離婚し、母親と妹との三人暮らしが始まりました。母親は仕事に忙しく、家ではほとんど妹と二人きりの時間が多かったといいます。やがて母親が再婚し、家庭の状況はさらに複雑になります。やす子さんはいじめや交通事故、さらに家庭内での暴力など、数々の困難に直面し、最終的には児童養護施設での生活を送ることとなりました。
施設での生活も決して平穏ではありませんでした。やす子さんは、「命を絶ちたいと思ったこともあった」と語るほど、辛い経験を重ねてきたのです。それでも、彼女はなんとか自分を保ち、未来に向けて希望を持ち続けました。
高校卒業後の2017年、やす子さんは陸上自衛隊に入隊し、京都府宇治市の大久保駐屯地に配属されます。
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