お笑いコンビ・麒麟の田村裕が25日、東京・六本木 蔦屋書店で行われた『新装版 ホームレス中学生』(ワニブックス刊)の発売記念取材会に参加した。
2007年に上梓し、ベストセラーとなった『ホームレス中学生』の新装版。『ホームレス中学生』は、田村が07年に自伝的小説として発表。中学生時代の田村が、貧乏のため住む家を無くし、近所の公園でホームレス生活を余儀なくされた時代を笑いを交えてつづり、大反響に。
225万部突破のベストセラーとなり、ドラマ化・映画化もされた。新装版には、17年ぶりの新作エピソード「お兄ちゃんの痕跡」「うちの子に迎えよう」や、兄・研一さんとの「思い出、答え合わせ対談」も特別収録。また、「文字が大きめ」「小学生でも読みやすい、ふりがな多め」など、小・中学生向けに大幅リニューアルされた。
今の心境を問われると田村は「こんな軽装できてよかったのか、そういう思いでいっぱいでございます。一応、記者会見とは聞いてはいたんですけども、こんな人が集まってくれると思っておらずです…。吉本の人だけかなと思ってたんで」と半袖&短パンで登場したことについて謝罪。「17年ぶりに出版させていただける。
日本の売れた本のランキングでトップ30に今でも入っているということで。日の当たらなかった人生に、この本がスポットライトを当ててくれた」としみじみ。そして「ホントに一瞬ではございましたが、麒麟の看板が私に移った。短かったですけども、それでもやっぱり一瞬でも看板持てたということは『ホームレス中学生』と、この本を作ってくださったワニブックスの皆さんと、ずっと支えてくれた家族や親族、お世話になった方々のおかげ」と述懐した。
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引用元:https://twitter.com/SANSPOCOM/status/1816388042145554494,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]