2021年11月4日、プロ野球・日本ハムファイターズの新監督に就任した新庄剛志が記者会見で、派手な赤いスーツとサングラスで登場し、「BIGBOSS」と名乗るなど、その型破りな発言と行動が大きな話題となりました。しかし、斬新すぎる新庄の言動に、多くの野球関係者から批判の声があがります。

新庄が監督に就任した当時、日本ハムは2019年以降連続でBクラスに沈み、戦力低下が顕著でした。新庄は「優勝なんか目指さない。2022年はトライアウトの年だ」と発言し、この言葉に対しても多くの疑問が投げかけられました。しかし、新庄は「優勝を目指せなかった」という本音を後に明かし、選手の能力や性格を把握するために必要な時間であったと説明しています。

2022年シーズンの開幕戦、新庄はドラフト8位ルーキーの北山亘基を開幕投手に抜擢し、あまり実績のなかった松本剛をスタメンに入れるなど、驚きの采配を見せます。結果的に松本は首位打者を獲得し、北山もリリーフとして55試合に登板、新庄の選手を見る目が評価されました。

しかし、チームは二年連続で最下位に沈みました。2023年オフ、日本ハムはオリックスからFA宣言した山崎颯一郎と現役ドラフトでソフトバンクから水谷春の獲得を発表します。

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