3月25日に皇居宮殿で開催された宮中晩餐会は、ルーラ・ブラジル大統領夫妻を迎えた格式高い場となりました。宮殿下にとっては初めての晩餐会であり、ブラジル国会の下院議長と和やかに会話する姿が話題となりました。しかし、晩餐会の様子が報じられる中、ある場面が注目を集めました。宮殿下が着席する際、案内役の女性職員が椅子を引く動作を見せ、宮殿下が一瞬驚いた表情を浮かべたのです。さらに、直後に会場スタッフの男性が慌てた様子で駆け寄り、エスコートの役割を交代する場面も映像に映っていました。この一連の動きが不自然であったことから、ネット上では「予定外の行動ではないか」との疑問が上がりました。宮内庁は、「職員は宮殿下に座ることを促したのではなく、立つ位置を確保するために椅子を引いた」と説明。しかし、この説明に対しては「論点がずれている」との指摘が相次いでいます。本当に予定通りの行動だったのか、なぜ宮殿下が驚いたのか、という肝心な点について明確な回答がないためです。また、ネット上では「宮殿下の案内役としての基本が欠けているのでは」「なぜこの職員が続投しているのか」との批判も出ています。過去にも犬飼明美氏の対応が問題視されたことがあり、その適性を疑問視する声も少なくありません。宮内庁の対応が不信感を招いていることは否めず、今回の一件がさらに波紋を広げています。果たして、今後どのような対応がなされるのか、引き続き注目されるところです。