2024年8月中旬、日本赤十字社の地下駐車場に一台のワンボックスカーが滑り込んできた。その車には、愛子さまが乗っていた。4月に社会人として新たな一歩を踏み出し、当初は週三日の勤務予定だったが、実際にはほぼ毎日出勤しているという。その日も、愛子さまは少しだけゆっくりと出社されたようだと、皇室担当の記者が伝えている。

愛子さまの公務の姿勢については、一部で批判の声が上がっている。

新社会人となってからの愛子さまの公務は、5月に東京都千代田区の国立公文書館で開催された光源氏に関する特別展の視察のみであった。これを受けて、過去の眞子さんの公務と比較し、愛子さまの公務量が眞子さんの約3分の1にとどまっていると報じられた。この報道は「選り好み」との批判も呼んでおり、愛子さまが大学で学び、関心を持っていた光源氏の公務だけを選んでいるのではないかという意見がある。

しかし、皇室ジャーナリストはこれに異議を唱えている。

愛子さまが断った公務がある場合には「選り好み」となるが、そうでなければ「選り好み」とはならないのではないかと指摘している。皇室の公務は大きく分けて二種類あり、一つは皇族としての公務であり、これは安易に増やすことはできない。現行の制度では、愛子さまは結婚後に皇族ではなくなるため、恒例となる公務は慎重に選ばざるを得ないという。

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