衝撃的な移籍の予感が漂う中、大山悠輔選手が阪神を去るのではないかという噂が立っている。彼は2億円以上の契約を提示されてもチームに留まらない可能性が高く、広島が新たな移籍先として浮上している。阪神は二年連続でリーグ制覇を目指していたが、シーズン中に藤川球児新監督が就任し、チームの再構築が始まった。特に注目されるのは、国内FA権を取得した大山選手や坂本誠志郎、原口、糸原といった主力選手たちの去就である。

昨年、大山選手は全試合において四番打者として活躍し、打率.288、89本塁打、78打点を記録した。彼の狙い球を逃さない積極的な姿勢は際立っており、結果として94四球を奪取し、リーグ最多の座に輝いた。出塁率も.403と素晴らしい数字を残し、阪神を38年ぶりに日本一に導く重要な存在となった。しかし、昨オフに球団から提示された複数年契約を辞退し、推定年俸1億8千万円で単年契約を結ぶ道を選んだ。

今シーズンは連覇を狙ったが、春先から打撃の調子が上がらず、6月には打率が1割台に沈み、登録を抹消された。

しかし、他球団からの評価は依然として高く、特にパリーグの編成担当者からは、冷静に逆方向へ打つことができ、状況を的確に判断する能力に優れた選手として期待されている。

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