昨年12月に54歳の若さで急逝した女優の中山美穂さん。アイドル時代からファンを大事にしてきた美穂さんの「お別れ会」が、4月22日に東京国際フォーラムで行われることが発表された。生きていれば3月1日が55歳の誕生日。ファンにとっても、あまりに早い最後の別れとなる。
14歳でデビューした美穂さんは、大人びた表情とヒット曲で瞬く間にトップアイドルの座に駆け上がった。
「美穂さんは亡くなる直前まで、ライブを開催するなど精力的に活動していました。現在放送されているドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)にも保育園の園長役で出演する予定で、第1話と第3話は撮り終えていた。ですがその後に亡くなってしまった。突然の訃報を受け、制作サイドが妹の忍さんに代役を打診したところ、姉の遺した役を『やらせていただきたい』と、二つ返事だったそうです」
亡き姉の意志を引き継ぐ忍。彼女は葬儀後、美穂さんへの想いを以下のようにコメントしている。
〈姉は一生懸命な人でした。ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っすぐ前を向く勇気がある人でした〉
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