ドジャースの大谷翔平選手が日本時間18日に敵地でのカージナルス戦に1番DHとして先発出場し、4試合ぶりの38号ホームランを放ちました。この本塁打で大谷選手は日本選手初のメジャー全39弾でのホームランという偉業を達成しましたが、その裏には並々ならぬ努力が隠されていたのです。
8月に入り、大谷選手は打撃不振に悩まされていました。
月間打率は1割6分と低迷し、ファンからも心配の声が上がっていました。特に13日のブルワーズ戦で37号を放って以降、この試合前まで17打数1安打と結果が出せず、苦しい状況が続いていたのです。しかし、その陰で大谷選手がどれほどの努力を重ねていたか、チームメイトのムーキー・ベッツ選手が明かしました。
「正直、頭がおかしいと思った」とベッツ選手は語ります。普通であれば、打撃不振の中で体を休めることを選ぶ選手が多い中、大谷選手は普段のルーティンに加えて、更なるトレーニングを行っていたのです。
ベッツ選手は「クレイジーな男だよ。本当に」と、その驚きを隠せない様子でインタビューに答えました。
大谷選手の努力は、ただ単に打撃を改善するためだけではありません。チームの主力選手が次々と怪我で離脱していく中、大谷選手にはチームを引っ張る役割が求められていました。そのプレッシャーの中でも、彼は周囲に不調を見せることなく、ひたむきに努力を続けていたのです。
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