劇団東京乾電池での修行
中学卒業後、アルバイトをしながら神戸の映画館に通う生活を送っていた江口さん。しかし、アルバイトは長続きせず、一番続いたのはパチンコ屋で、わずか二ヶ月半でした。そんな中、劇団に入れば映画の道に進めるかもしれないと考え、神戸の劇団の公演を見に行きましたが、その劇団の演技が恥ずかしくなるような内容だったため、入団を諦めました。
他の劇団を探していたところ、脚本家である岩松亮さんの作品に出会い、この人のいるところなら大丈夫かもしれないと思い、岩松さんが所属する劇団東京乾電池の研究生オーディションを受けました。オーディションでは、審査員たちが適当でめんどくさそうに審査をしていましたが、江口さんにとってはそれが魅力的に感じたそうです。
無事オーディションに合格し、入団しましたが、すでに岩松さんは辞めていました。しかし、江口さんは持ち前の行動力で劇団生活を送り、次第に女優としての道を歩み始めました。
女優デビューとその後の活躍
劇団東京乾電池の研究生オーディションに合格した翌日には上京し、新聞の専売所で住み込みで働き始めました。所持金もほとんどない状況でしたが、助けてくれる人もいて何とか生活を続けることができました。一年後には正式に劇団所属の女優となり、22歳の2002年に三池崇史監督の映画『金十破滅、日本桃源郷の人々』で女優デビューを果たしました。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ci0ILU2rimc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]