それは、約1年前にTwitterに投稿された一枚の画像から始まりました。2016年2月4日、Twitterユーザー「のら 今年こそ頑張る」さん(@ForPugy)が、富山県砺波市にあるローソン砺波大辻店で買い物をした際、レシートに記された異常に気づきました。コンビニでの何気ない買い物が、実は大きな不正の一端だったのです。
「のら」さんは、普段からPontaカードを持っておらず、今回の買い物でも特にポイントカードを提示した覚えはありませんでした。しかし、レシートを確認すると、なんと「ポイント4000以上」という数字が記載されていたのです。この異常に気づいた「のら」さんは、その驚きをTwitterで報告しました。「わいポンタカード持ってないのにポイント4000以上あるらしいw」とのコメントを添えて。
この時、「のら」さんはすぐに何が起こったのか理解しました。店員が自分のPontaカードを使い、「のら」さんの買い物で得られるポイントを不正に貯め込んでいたのです。この行為は、店員がレジ打ちの際、Pontaカードの提示がなかった場合に自分のカードを通すことで、客の知らぬ間にポイントを取得するというものでした。
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