二月八日に行われた衆議院議員総選挙で、自民党は単独で三分の二を超える議席を獲得した。政界は「圧勝」の空気に包まれたが、その勝利は同時に、長く先送りされてきた皇位継承問題から逃げられない状況を生み出した。
物価高や税制が選挙戦の中心となる一方で、皇室の未来については大きく語られなかった。
しかし、皇族数の減少はすでに深刻で、安定的な皇位継承をどう守るのかは、避けて通れない国家的課題になっている。
自民党や保守派が重視しているのは、旧宮家の男系男子を現在の宮家に養子として迎える案である。一見すると、これは愛子さまの即位に慎重な立場を守るための案に見える。だが皮肉なことに、この養子案こそが、愛子天皇への外堀を埋める可能性を持っている。
旧宮家は戦後に皇籍を離れ、現在では一般国民として暮らしている。その男系の血筋をたどれば皇統につながるとはいえ、共通祖先は六百年ほど前にさかのぼるとも言われる。
六百年という時間は、国民感覚からすれば、もはや「近い親族」とは言い難い。
そこで保守派は、旧宮家の正統性を説明するために、明治天皇や昭和天皇とのつながりを強調しようとする。旧宮家の中には、明治天皇の内親王が嫁がれた家もあり、その子孫にあたる人物がいるからだ。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=NfcjUp8lnRs,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]