18歳の誕生日、まさか自分の人生が根底からひっくり返る瞬間が訪れるとは、予想だにしなかった。その日、私は姉だと思っていた女性から、信じがたい事実を告げられることになる。「実は、あなたは私の子どもだ」と。その一言が、私の世界を一瞬で崩壊させた。
それまで私がずっと「母親」だと思っていたその人物、実は姉だった。そしてさらに衝撃的なのは、私の父親がその姉の父親でもあるという事実だ。
つまり、私が姉の子どもであり、同時に父親が姉との関係で私を妊娠させたという、血も涙もない近親相姦の結果、私はこの世に誕生したのだ。
その告白を受けた瞬間、私はただ言葉を失った。頭の中でいくつもの疑問が渦巻く。「どうして今まで誰も教えてくれなかったのか?」、「父親と姉がそのような関係にあったなんて、信じられない」。だがそれが現実であり、私が今まで知っていた全てが虚構だったことを理解するのに時間はかからなかった。
思い返せば、私の母親だと思っていた姉は、実際には父親と肉体的な関係を持ち、私を妊娠させ、私を産んだ。その後、私は祖父母に育てられたと思っていたが、実はその祖父母もただの養父母に過ぎなかった。
私は、ずっと知らなかっただけで、実の母親と父親の複雑すぎる関係の中で育てられていたのだ。
その事実を知った私の心は、崩れ落ちるような思いだった。姉が私の母親であり、父親がその姉と関係を持ったことが私に与えた衝撃は、言葉では表現しきれないほどだった。どうしてこんなことが起こったのか? どうして私が生まれてきたのか? そのすべてが理解できないまま、私はその日を迎えてしまった。
さらに、家族の真実が暴かれるにつれて、私の心はますます混乱していった。姉は私にとって「母親」でもあり、「姉」でもあり、果たしてこれからどう接すればいいのかがわからなくなった。私はこれから姉とどんな関係を築いていけばいいのか。過去の記憶が一気に崩れ、私の中で新たな家族の形を築くための土台が崩れた。
18歳の誕生日、その一瞬で私は人生の全てを失ったような気がした。
そして、姉からの告白を受け入れる中で、私は少しずつその現実に向き合う決意を固めた。私の中で新たな人生が始まった。しかし、これからどう生きるべきか、その答えはまだ見つかっていない。
引用元:,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]