「カビの部分だけ切り取れば、まだ食べられるんじゃない?」
冷蔵庫を整理していたとき、ふとそんな疑問が浮かんだ。
食パンに小さな青いカビが付いていたら、そこだけ取って食べる人もいるかもしれない。
でも、それって本当に安全なのだろうか。
気になって調べてみると、意外なことが分かった。
カビが生えた食品は、種類によって対応が違うらしい。
例えば、今回の写真に並んでいるのは6種類。
食パン、チーズ、キャベツ、にんじん、ジャム、そしてモモだ。
どれも身近な食品だけれど、カビが生えたときの扱いは同じではない。
まず、食パン。
「カビが付いたところだけ切れば大丈夫でしょ?」
私も以前はそう思っていた。
でも、パンは柔らかく、内部に細かな隙間がたくさんある。
表面に見えているカビは、実は一部分にすぎない可能性があるという。
目に見えない菌糸が内部まで広がっていることもあるため、カビが生えたパンは丸ごと処分するのが基本だ。
「もったいないけど、これは仕方ないか……」
次はチーズ。
チーズと聞くと、ブルーチーズなど、カビを利用して作られる食品を思い浮かべる。
だから、少しくらいカビが生えても問題ないと思っていた。
ところが、そう簡単な話ではなかった。
製造時に管理されたカビと、保存中に新しく生えたカビは別物だ。
ただし、チェダーやパルメザンのような硬いチーズの場合、カビが小さな範囲に限られていれば、周囲と下側を少なくとも約2.5cm切り取って、残りを利用できる場合がある。
一方、柔らかいチーズやスライスチーズなどは、カビが見つかったら処分することが推奨されている。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください