「お釣りが3,000円足りない!返してください!」
あるスーパーに投稿された口コミを見て、私は思わず手を止めた。
セルフレジで会計したところ、お釣りが足りなかったという内容だった。
しかも、店員に訴えても取り合ってもらえなかったと書かれている。
「えっ、3,000円も?」
私は驚いて、口コミを最初から読み直した。
投稿者の評価は星1つ。
かなり腹を立てている様子だった。
文章には、セルフレジで3,000円が足りなかったこと、店員に伝えたのに勘違いだと言われたこと、もう二度と店に行かないという思いが書かれていた。
ところが、その文章には少し変わった特徴があった。
句読点が非常に多く、言葉が細かく区切られている。
ひらがなも多く、同じような内容が何度も繰り返されていた。
私は最初、読みづらさに戸惑った。
でも、何とか最後まで読もうと思った。
「お金が足りないって言ってるのに、相手にしてもらえなかったのか……」
もし本当にセルフレジでお釣りが不足していたなら、それは大きな問題だ。
3,000円は決して小さな金額ではない。
買い物の途中で突然それだけのお金が足りなくなったら、誰だって焦るだろう。
店員に相談しても確認してもらえなかったとしたら、怒る気持ちも理解できる。
私はそう思いながら、文章を読み進めた。
しかし、途中で気になる数字を見つけた。
投稿者は、釣り銭について「4,500円」という金額を書いていた。
さらに、別の部分には「2,400円」という数字も出てくる。
「あれ?」
私は思わず読み返した。
最初には、3,000円足りなかったと書かれている。
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