「100円のリンゴを3個買って、1000円出したら、おつりは700円だよね?」
子どもが学校から持ち帰った算数のテストを見て、私は思わず聞き返してしまった。
問題文は、いたって普通だった。
『100円のリンゴを3個買い、1000円札を出しました。おつりはいくらですか?』
子どもが書いた答えは700円。
ところが、その横には大きな赤い×がついていた。
さらに、先生の字で『よく問題を読もう』と書かれている。
「……えっ?」
私は最初、何かの見間違いかと思った。
100円のリンゴが3個なら、合計300円。
1000円札を出せば、おつりは700円。
小学生でも分かる計算のはずだった。
それなのに、なぜ間違いなのだろう。
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