「納車費用11,440円は必ずいただきます」セレナを自分たちで店まで取りに行くと伝えたのに、営業担当者はそう言い切った。
先日、家族で乗る新しいセレナを購入しようと思い、販売店で見積もりを出してもらった。
車両本体価格やオプション費用を確認していたとき、ふと目に留まった項目があった。
それは「納車費用11,440円」。
私は担当者に尋ねた。
「納車の日は自分たちでお店まで取りに来る予定なんですが、この費用は必要なんですか?」
すると担当者は、少し笑いながら答えた。
「納車のときにかかる費用ですね。洗車もしますし、車をきれいにしてお渡しするための費用です」
私はもう一度確認した。
「つまり、自宅まで車を届けてもらわなくても、11,440円は必ずかかるということですか?」
「そうですね。納車準備などもありますので」
どうにも納得できなかった。
自分たちで販売店まで車を取りに行くのに、なぜ納車費用が必要なのだろう。
もちろん、納車前に点検や整備、清掃をしてくれることには感謝している。
しかし、それなら具体的に何の費用なのか説明してほしい。
私は見積書をもう一度確認した。
課税対象の販売諸費用の欄に、確かに11,440円と記載されている。
決して何十万円という金額ではない。
それでも、説明が曖昧なまま支払うのは違うと思った。
「では、店長さんにも確認していただいていいですか?」
そう伝えると、担当者の表情が少し曇った。
「店長に聞いても同じだと思いますけど……」
その言い方にも違和感を覚えた。
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