2019年9月、愛知県で開催された全国食事祭にご出席のために天皇陛下が移動中、思わぬハプニングが発生しました。天皇陛下を乗せた車両は厳重な警備体制のもと、通行する全ての信号が青にされ、一般車両は通行止めとなっていました。しかし、突然サイレンの音が響き渡り、救急車が天皇陛下の車列に接近してきたのです。
警護車両が通行する道は通行止めであるため、一般車両は進入できない状態でしたが、救急車が進入しようとしていることに気付いた警察官たちは、すぐに対応を開始しました。数人の警察官が道路に出て、誘導棒を使って天皇陛下の車両を道路の左端に寄せるよう指示。車列はすぐに停止し、救急車が無事に通過するのを待ちました。
天皇陛下が即座に道を譲る判断を下したことに対して、海外からは驚きと称賛の声が寄せられました。
「皇族が一般人に道を譲るなんて、美しい光景だ。国民の命を優先する姿勢は素晴らしい。」
「一国の象徴が人としてあるべき姿を示している。実に素晴らしい。
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