小学2年生の息子が、学校から帰ってくるなり、ランドセルを床に置いて泣き出した。
「お母さん、僕の答え、間違ってるの?」
手に持っていたのは、算数のプリントだった。
そこには、こんな問題が書かれていた。
『太郎くんは7時50分に家を出ました。学校までは歩いて15分かかります。学校に着くのは何時ですか?』
息子の答えは「8時5分」。
7時50分から10分進めば8時。
さらに5分進めれば8時5分。
どう考えても正解だった。
ところが、その答えには大きな赤いバツ印がつけられ、その下には赤字で「問題をよく読もう!」と書かれていた。
「僕、何回も計算したんだよ。お父さんにも聞いたけど、8時5分で合ってるって言ってた。でも先生は間違いだって……」
息子は悔しそうに目をこすった。
私はプリントを見直し、もう一度計算した。
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