「うわっ、何この停め方……!」
駐車場に戻ってきた私は、隣の車を見た瞬間、思わず声を上げた。
白い車が、駐車枠の白線ギリギリに停まっている。
しかも、こちらの車との間隔が妙に狭い。
「これ、ドアを開けること考えてる?」
私は車の横に立ったまま、しばらく隙間を確認した。
写真で見ると、左側には白い背の高い軽自動車。
右側には、同じく白い乗用車が停まっている。
2台の間には白い区画線が引かれているが、右側の車のタイヤがかなり線に近い。
一見すると、駐車枠の中に収まっているようにも見える。
でも、隣に車がある状態では、乗り降りするときに気を使う距離だった。
「どうしてもう少し中央に停めないんだろう……」
私は思わずため息をついた。
駐車場という場所は、自分の車だけを停めればいいわけではない。
隣にも車が停まる。
運転手が乗り降りする。
場合によっては、子どもや高齢者が乗っていることもある。
だからこそ、できるだけ区画の中央に停めるのが普通だと思っていた。
もちろん、駐車場によっては幅が狭いところもある。
大型車が並ぶと、どうしても隙間が小さくなることもあるだろう。
でも、今回の写真を見ていると、どうしても気になってしまった。
「この人、降りるときに隣の車のことを考えなかったのかな?」
私は車の側面を見ながら考えた。
もし隣の車が先に停まっていたなら、後から停めた人は、その位置を見て駐車できたはずだ。
反対に、隣の車が後から停まった可能性もある。
写真だけでは、どちらが先だったのか分からない。
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