仕事から帰ってきたら、また知らない車が駐車場に停まっていた。
「は?またこのトヨタ車!?」
疲れて帰ってきたところだったのに、一瞬で怒りが込み上げてきた。
写真を見てもらえば分かると思う。
真ん中に銀色のトヨタ車が停まっていて、左右には青い車と黒い車。
隙間はほとんどない。
こんな状態で、自分の駐車場を勝手に使われたら、たまったものじゃない。
しかも、今回が初めてではない。
実は、同じようなことが前にもあった。
そのときは、きちんと注意した。
もう同じことはしないだろうと思っていた。
ところが、また同じ車が停まっている。
「前に言ったこと、全然伝わってなかったの?」
私はしばらく車を見つめた。
仕事を終えて帰ってきたのに、自分の駐車スペースが使えない。
たったそれだけで、帰宅後の予定が全部狂ってしまう。
本当なら、さっさと車を停めて家に帰りたかった。
夕飯を食べて、ゆっくり休みたかった。
それなのに、他人の車のせいで余計な時間を取られている。
「何で私がこんな思いをしなきゃいけないの?」
腹が立って仕方がなかった。
しかも、駐車場の目の前にはコインパーキングがある。
どうしても車を停める必要があるなら、そこを利用すればいい。
きちんと料金を払えば、誰にも迷惑をかけずに済む話だ。
なのに、わざわざ他人のスペースに停める。
「駐車料金を払うのがそんなに嫌なの?」
思わずそんな言葉が出た。
もちろん、本当の理由は分からない。
でも、少なくとも私には、無断で停められることを受け入れる理由がない。
前回は注意で済ませた。
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