「答えは300です」
私がそう答えた瞬間、会議室に笑い声が響いた。
「残念!問題文に正解は300じゃないって書いてあるだろ?」
課長は得意げにホワイトボードを指さした。
そこには、1枚の紙が貼られていた。
『500を2で割って、そこに50を足してください』
そして、その下には赤字でこう書かれていた。
『正解は300ではありません』
私はもう一度、問題文を読み直した。
500を2で割れば250。
そこに50を足せば300。
どう考えても300だった。
しかし、課長は私を見て笑った。
「こんな簡単な引っかけ問題も解けないのか?」
隣にいた同僚まで口を挟んできた。
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